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当作業所にて承ったお客様のスポーツ自転車のメンテナンス、修理の様子などを気ままに発信します。
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    marco所長
    性別:
    男性
    趣味:
    所在地:東京都北区豊島5丁目
    自己紹介:
    VIA 自転車技士 11-13-0012
    自転車安全整備士 第30.011.149号
    車いす安全整備士 第10796 NV
    自転車協会 SBAA PLUS 認定者
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    今回の修理のご依頼は、グラベルロードのディスクブレーキキャリパーからの
    オイル漏れです。

       

    リアキャリパーのホース取付部からのオイル漏れで、かなりの量の
    オイルが出ています。
    このオイルが、ディスクパッドまでいってしまってブレーキは効かなくなるなり
    音鳴りも酷かったようです。
    このキャリパーはシマノの GRX400 ですから、正しく組み立てられていれば
    ディスクブレーキシステムにおいては信頼のシマノ製ですから、オイル漏れは
    起こらないはずです。


       

       

    ホースを外してみたところ、なんとホースにコネクターインサートが
    挿入されていませんでした。
    オリーブが変形してホースを潰してしまっています。


       

    本来は、シルバー色のコネクターインサートをホースに挿入して
    コネクティングボルトを締めていったときに真鍮のオリーブが
    変形してもホースが潰れないような設計になっています。



       

    正しく組み付けて、再組み立てします。
    不安解消のためにフロントディスクキャリパーのホース取付部も
    バラして確認しましたが、こちらは正しく組み付けられていました。

    このあと、気泡抜きをして作業完了です。
    このブリーディング作業のほうが、時間は掛かります。


    今回は、修理箇所以外にも全体的に点検してほしいとのことだったので
    全体を点検し気になったところを修正しました。

        

    シートクランプのネジがかなり飛び出しています。
    ちょっとした事で、ケガをすることもあるので危険です。

    あまり知られていないようですが、これは JIS 規格上でも駄目ということに
    なっています。

    JIS D 9111(自転車 - 分類及び諸元)の 5.安全性(性能、構造及び形状、寸法含む)
    5.1.3 突起物の項に下記のように規定されています。

    「・・・また、ネジ類は、おねじが締め付け相手部分(ナット面など)から、ネジの
    外径以上に長く突き出してはならない。なお、チェーン引きなど調整を必要と
    するもの、及びキャップなどで覆われているものは、この規定を適用しない。・・・」

    この調整を必要とするものというところで、解釈は変わるかと思いますが
    私は、このシートクランプは一度決まってしまえば調整することはないので
    調整が必要なものとは考えません。
    ということで、

       

    5mmほど、カットしました。
    本来ならば、自転車を販売する前に修正しておくべきところです。


       

    これは、お客様自身で取り付けられた後付のライトホルダーなので
    規定の範疇ではありませんが、同じ理由で危ないので修正しておきます。


       

    ネジを 5mm 短いものに交換しました。

    その他、ディレラー調整等をして作業終了です。
    工賃は、9,000円ほどになりました。



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    今回の修理は、1990 年代の BATTAGLIN のクロモリです。
    クランクを回すと重いし、コツコツと振動もするということで修理を承りました。


         

    右クランク側の BB カップが緩んでしまっています。
    BB 規格が ITA イタリアンの場合、右クランク側の BB ネジが、
    JIS/BSC 規格のように逆ネジではない正ネジなので、使用中に緩んで
    くることがあります。


       

    今回の場合、徐々に緩んでいって長い距離を乗り続けたため
    BB カップが擦り減っています。


         

    計測したら約 1.5 mm も減っていました。


       

    クランク側も若干擦れていましたが、鋼製のネジの頭が当たっていて
    これ以上は減らなかったようです。嫌な振動はここが当たっていたためと
    思われます。


       

    BB は、SRAM の GXP 規格を使わずにコストパフォーマンスのよい
    シマノ製を使うことにします。



          

    GXP 規格のクランクは、左クランク軸側の直径が 22mm なので 24/22mm の
    アダプターを使用します。


          

    チェーンラインを確認してクランク取り付け完了、
    クランクの回転も正常に治りました。

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    今年は、節分が一日早い2月2日ということで豆まきしました。


       

    子どもの頃から、意味はわからないけど、豆を年の数だけ食べろと
    言われていたので今年も食べようと努力はしてみましたが、、、

    この炒り豆というのは、口の中の水分全て奪っていくのでかなりキツイ。

    茹でた枝豆だったら余裕なんだけど。


       

    三原堂の練り切り、これは美味しい

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    今回は、クランクのガタの修理です。

    ガタは、回転方向ではなく軸方向のガタでした。

      

    自転車は、2016年製の cervelo S3 でクランク、BBの規格は BBlight です。



      

    ガタの原因は、ベアリングの不具合ではなくクランクと BB のミスマッチの
    ようです。
    調べてみると、この cervelo S3 の場合、ROTOR クランクは
    cervelo BBlight 専用品で、左クランクの軸嵌合部の寸法が特殊なようです。

    想像ですが、前所有者がクランクを FSA GOSSAMER BBlight に交換した際に
    単純にポン付けしたのが原因のようです。


      

    測定の結果、左側に 3.5mm のスペーサーを入れる必要がありました。
    幸い ROTOR から色々な寸法の 30mm アクスルシャフト用の
    スペーサーがセットになったものが販売されていました。

    それにしても、こんな色々な寸法のスペーサーが必要な規格って
    如何なものですかね、単品売りならまだ許せるけど。


      

    チェーンラインを 43.5mm に設定した場合、右クランク側にスペーサーは
    必要なく、左側に 3.5mm 分スペーサーを追加して回転に支障なくガタは
    無くなりました。
    FD を調整し直して、修理完了です。

    今回、寸法割り出しに多少時間が掛かりましたので、工賃 3,000 円を
    頂戴しました。
    ちなみに ROTOR スペーサーセットは、3,960 円もしました。

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    2025年、明けましておめでとうございます。
    今年も、よろしくお願い致します。

    今回は、リム、ハブをお客様お持ち込みでホイールを手組しました。


      

    リムは、SUN RIMS の RHYNO LITE 26" です。ジョイントが溶接で
    頑丈で軽量なリムです。


      

    ハブも頑丈で回転もスムーズな SURLY です。



         

    今回は、ハブ、リムの特性、用途を考慮して JIS の 6 本組 ( 3 CROSS) で
    組み立てます。
    スポークは、丈夫さ重視で DT SWISS CHAMPION 2.0 を使いました。


         

    リアは、ハブがダブルコグなので必然的に JIS 規格で組み立てです。



       

    組み立て完了しました。

    性能には関係ありませんが、リムのラベルの向きは、自転車の右側から
    見て読める向き、ハブのロゴは、自転車に乗った状態で読める向きにするように
    昔、師匠から教わったようにしています。
    でも最近の完組ホイールの場合、これはあまり意識していないようですね。



          

    これも今ではどうでもいいことですけど、昔ハブにグリースアップ用の孔が
    あった頃、グリースアップホールをバルブホールに合わせて組み立てろと
    教わってますが、今どきのグリースアップポイントが無いハブでは
    ハブにある文字をバルブホールに合わせて組み立ててます。

    今回の費用は、スポーク、ニップル、組み立て工賃の合計で
    18,000 円ほどでできました。

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